すずきちの「◯◯オヤジ」ブログ

愛知県豊橋市在住のサラリーマン。三児の父。趣味のマラソンやカレー、PTAや自治会などの地域活動などがネタの中心です。

「PTAオヤジ」ブログ

どうも。すずきちです。

PTAは、平成23年度から今年度まで、途切れることなく継続しています。会長も務めたことがあります。

 

小中学校・高校の入学式・始業式があらかた終わったところでしょうか。そんなお祝いムードをブチ壊すのが「PTA決め」。

 

新入生の保護者に対して「PTAをやっていただけませんか?」とお願いする訳です。私も会長をしていた時に保護者の皆さんにお願いをしました。当然手をあげる人はいません。皆さん「誰か手をあげてくれ」オーラがダダ漏れです。

 

そんな時は大体、端から「あなたどうですか」と順番に聞いていくことになります。できない場合はその理由を添えていただいて。その瞬間、会場は突然不幸自慢大会になります。

「共働きで…」

「親の介護が…」

「下の子がまだ幼くて…」

「主人の仕事の帰りが遅くて…」

「私の仕事は時間が不確定で…」

などなど、とにかく「時間がない」アピール。私は会社の上司から「時間はあるかないかではなく、作るか作らないかだ」と言われてきました。この言葉がのど元まで込み上げてきますが、グッと堪えます。

 

するとこの状況に業を煮やした人が「私がやります…」と手をあげてくれます。絞り出すような声で。するとダダ漏れだったオーラの流出がピタッと止まり、皆さん安堵の表情に包まれます。

 

一体これを何年、何十年繰り返して来たでのしょうか。

一体何がPTAをここまで忌み嫌われる存在にしてしまったのでしょうか。

 

そしてこの状況はこの先もきっと変わらないでしょう。なぜなら現状で学校も多くの保護者もさほど困らないからです。ここに

「PTAは任意のボランティア団体だ」

「入学の際にPTA入会の意思を問うべきだ」

などの主張を唱えれば、たちまち「モンスターペアレンツ」の仲間入り。事実、そうしてそうなった私が言うのですから間違いありません。

 

今後も子どもが学校を卒業するまではPTAを続けたいと思っています。大人しく大人しく活動したいと思っています。

急に何かを大きく変えようとしても、変えられないことはよく分かりました。これからは今の学校のPTAを心底楽しみながら活動し、その素晴らしさをこのブログで紹介していきます。

 

来年の今頃、急にPTAをやることになって「PTA」でググった保護者の不安を、活き活きと楽しい活動の様子をつづったこのブログ

がほんの少しでも拭えることができるよう、発信していきたいと思います。

 

では。