どうも。すずきちです。
学校の総会、東三地区の総会、そして県の総会。春から初夏にかけては、いろんな団体の総会の季節です。
5月31月(金)、ウインク愛知で開催された「愛知県公立高等学校PTA連合会 定期総会・PTA指導者研修会」に出席しました。
この日は珍しく、大村愛知県知事ご本人が来賓としてご挨拶されました。翌日の植樹祭についても話をされました。
【総会】
総会は、昨年度の事業報告・決算報告、今年度の役員選出、そして今年度の事業計画案と予算案の審議。滞りなく終了。(学校や東三地区の総会することは同じ)
休憩を挟んで県内3校のPTAの活動事例の報告がありました。
- 保護者・教師・生徒の三者座談会
学年ごとに開催され、三者合わせて30人ほどが参加。ペンネームを使用し、お菓子や飲み物を囲みながらざっくばらんな座談会。
- 制服のリユース
卒業生から制服を預かり、次年度入学する新入生に再利用してもらう。
- PTA研修会
当初は保護者向けの研修会のところを、生徒の参加も可とし、生徒・保護者・教師が一緒に研修を受けることで、情報の共有を図る。
発表後に質疑応答がなかったのは残念ですが、どの活動も、なるほどと思えるものが多く、とても参考になりました。
【PTA指導者研修会】
講演は「ヘルプマークを知っていますか?」。講師は「田中麻莉絵さん」。
田中さんは「骨髄異形成症候群」を発症し、余命宣告を受けた方で、ヘルプマークの普及活動をされています。
ヘルプマークは「外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク」です。
講演開始1時間くらいで「体力的に厳しい」とのことで座っての講演に。まさにサブタイトルの「命と時間のお話」の通り、命を削り時間を作っておられるように感じました。
日本人は、一目見て助けが必要と分かる場合にはとても積極的に手を差し伸べるけど、それと分からない場合・判断できない場合はスルーしてしまうように思います。また自分から「助けが必要」と発することも、良しとされない空気があるようにも感じます。その意味ではこの「ヘルプマーク」は日本にこそ必要なものであると思いました。
このブログに講演についてその内容と写真を掲載させていただくにあたり、ご本人とのお話は叶わなかったものの、講演のサポートスタッフの方から「掲載OK」の旨、回答をいただきました。ありがとうございます。
やはり、講演から得られるものは大きいです。PTAの総会・大会の講演は、PTAに否定的な人にこそ聴いてほしい、そう思います。
では。