すずきちの「◯◯オヤジ」ブログ

愛知県豊橋市在住のサラリーマン。三児の父。趣味のマラソンやカレー、PTAや自治会などの地域活動などがネタの中心です。

「PTAオヤジ」ブログ【ミルクボーイネタ風PTA紹介】

どうも。すずきちです。

 

ミルクボーイのネタ風にPTAを紹介します。

いろいろ考えながら作っていましたが、先日ついに満足いく仕上がりとなりました。

PTAの内情を知っている人ほどクスリとくるのではないかと思います。

 

ではどうぞ。

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『「どうも〜すずきちボーイです。」』

「あ、ありがとうございます。ただいま客席から交通当番表をいただきました。こんなもん、なんぼあってもいいですからねー。」

『一番いいですからね。』

「ありがたいですね、本当に。まぁこんなん言うとりますけどもね。」

『突然やけどもな、おかんが好きな組織の名前を忘れてしもうたみたいでね。』

「どないなっとんそれ。大体おかんが好きな組織なんて婦人会かママさんバレーくらいやろ。」

『いやそれがちゃうらしいねんな。』

「ちゃうんかいな。じゃ、おかんの好きな組織一緒に考えてあげるから、その組織にどんな特徴があるのか、聞かせてみてよ。」

『おかんが言うにはな、その組織は保護者と教師とで構成されてるらしいんよ。』

「【PTA】と違うか?その特徴はもう完全に【PTA】やないか。文字通り、ペアレントティーチャー・アソシエーション、もう【PTA】で決まりや。こんなもんすぐ分かったやんか。」

『でもそれが分からへんのよ。』

「何が分からへんの?」

『俺もPTAやと思ったんやけどな、おかんが言うには、その組織はやりたいと立候補する人が多くて毎年大変らしいんよ。』

「ほー、ほな【PTA】と違うか…【PTA】はやりたい人が全然おらへんで、毎年規定の人数を集めるのに四苦八苦する組織やねんから。ほな【PTA】とちゃうがな。他にどんな特徴があるのかもう少し詳しく聞かせてくれる?」

『おかんが言うにはな、その組織には、年間の活動を総括する総会と言うのががあるらしいんよ。』

「それはもう【PTA】やがな。PTA総会と言うのがあって、昨年度の活動・決算報告、今年度の活動・予算案・次年度役員候補の審議が行われるんよ。もう完全に【PTA】やわ。」

『でもそれが分からへんねんな。』

「何が分からへんのよ。」

『おかんが言うにはな、その総会では審議内容に関する質問が次から次へとあがって、答えるのが大変らしいんよ。』

「ほな【PTA】とちゃうやないかい…PTA総会では質問はまったく出ないのよ。万一出た時のPTA役員さんの慌てふためきぶりは見てて可哀想になるくらいやねんから。そもそも今しがた配られた資料を見てすぐに「質問ありますか」て。そんな短時間で質問なんか浮かばへんやろ。他にどんな特徴があるのか聞かせてよ。」

『おかんが言うにはな、その組織の行事には資源回収とかバザーとかがあって、多くの保護者が丸一日か二日、荷物の積み下ろしや仕分けをするらしいんよ。』

「【PTA】やないかい。資源回収やバザーはPTAの代表的な行事でな、まれにいる高圧的な役員さんとかが「この日だけは絶対に来てくれないと困る」とか言ったりするんよ。それがまたPTAが嫌がられる原因だったりするねんな…とにかくその特徴は完全に【PTA】やがな。もう【PTA】で間違いないて。」

『でもそれが分からへんねんて。』

「だから何が分からへんのよ。」

『おかんが言うにはな、その組織での行事で問題や気付き・意見があった時は、しっかり議論・検討された上で翌年度に引き継がれて、年々活動がやり易くなっていくらしいんよ。』

「ほな【PTA】やないな…【PTA】は究極の前年度踏襲やねん。去年の問題が今年解決されていなくて、きっと来年も解決されへん。毎年同じ問題が挙がるのに、誰も何もせえへん。【PTA】の辞書に改善という文字はないのよ。他にどんな特徴があるのか教えてよ。」

『おかんが言うにはな、その組織には広報部というのがあって、毎年定期的に新聞を発行してるらしいんよ』

「【PTA】やがな。PTA新聞というのがあって、広報部の皆さんが頑張って作りはるんよ。やっぱり【PTA】で間違いないて。」

『せやからそれが分からへんのよ。』

「ほんま何が分からへんの。」

『おかんが言うにはな、その新聞は社会派なネタも多いし、文字数も半端なくてごっつい読み応えらしいんよ。』

「んー、ほなやっぱり【PTA】と違うか…PTA新聞は、正直読み応えはないのよ。見出しと写真ばかりで記事と呼べるものはないねんから。ほぼ写真集やな。でもその方が編集も楽やし、保護者からも「学校生活の様子が分かり易い」として人気やねん。もはや「PTA新聞」と名乗る必要もないと思うで。ほなもうちょっとなんか言ってなかった?」

『おかんが言うにはな、その組織の予算が不正に使われることもまれにあるらしいねん。』

「【PTA】やん、やっぱり。この間そんなニュース見たとこや。」

『そやねん。』

「絶対に【PTA】やて。」

『でもそれが分からへんねん。』

「分からへんことない。おかんの好きな組織は【PTA】で決まりや。」

『でもおかんが言うには【PTA】ではない、て言うねん。』

「ほな【PTA】ちゃうやないかい。おかんが【PTA】でないと言うなら【PTA】ちゃうがな。」

『そやねん。』

「先ゆえよ。俺がPTA新聞について熱弁してる時どう思っててん。」

『申し訳ないよ、だから。』

「ホンマに分からへんがな。どないなっとんねんこれ。」

『んでおとんが言うにはな。』

「おとん?」

『おやじの会ちゃうか?って言うねん。』

「いや絶対ちゃうやろ。もうええわ。」

「『ありがとうございましたー』」

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以上です。

このおかんの言う組織が本当にPTAなら、と思うばかりです。

 

では。