すずきちの「◯◯オヤジ」ブログ

愛知県豊橋市在住のサラリーマン。三児の父。趣味のマラソンやカレー、PTAや自治会などの地域活動などがネタの中心です。

「PTAオヤジ」ブログ【PTA替え歌「誰がために」】

どうも。久しぶりの替え歌となりました。すずきちです。

今回はテレビアニメ「サイボーグ009」から「誰がために」を選曲しました。私もカラオケで何度も歌ったことのある名曲です。

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若い世代には馴染みはないかもしれません。50代くらいの方がストライクゾーンでしょうか。

曲を知らない方は、一度原曲を聞かれてから替え歌を読んでもらえたら、より楽しんでいただけるかと思います。

 

それではサイボーグ009「誰がために」の替え歌で「誰がために」です。

 

「誰がために」


悪いイメージが よく似合う

「必要なのか?」と 人の言う

 

『だが我々は コドモノタメ』

『お金が足りない 学校のため』


長い目で見直したいが

1年が限界の親


たくさんの行事 誰がために行う

繰り返す会議 誰がために集まる

 

 

宴の画像が よく似合う

「慰安旅行か?」と 人の言う


『保護者の声を あげるため』

『引いてはそれが コドモノタメ』


何かがあった時の金?

常に疑惑うずまく金 


全国大会 誰がために行う

莫大な資金 誰がために集める


『だが我々は コドモノタメ』

『とにかく全ては コドモノタメ』


役員のなり手いないが

きっと卒業生の親


単P市P 誰がために集まる

県P日P 誰がために集まる

 

以上です。

以前「コドモノタメという呪いの言葉」というツイートをした時「だが我々は コドモノタメ」というフレーズを思いつき、替え歌作成に着手。今回のお披露目となりました。

最後の最後で「単P」などの単語がが出てくるも、結局「PTA」という単語は一切出てこない、珍しいPTA替え歌になりました。

 

誰がために。

「PTAは誰のためにあるものなのか、あるべきものなのか、を改めて考えてみましょう」というテーマを含ませた壮大な替え歌(大袈裟!)に仕上がりました。

 

楽しんでいただければ幸いです。

 

では。

「カレーオヤジ」ブログ」【豊田カレー食べ歩き】

どうも。「好きな食べ物はカレー」を51年貫いています。すずきちです。

9月中旬から11月上旬まで、仕事の都合で平日は豊田市内でホテル暮らしをしていました。

11月3日の祝日、仕事が休みだったので、豊田市内のカレーを食べてきました。

1. SHUBAKAMANA (11/3 12:27)

f:id:dq_master_intea:20230130125117j:image「スバカマナ」と読みます。豊田市駅付近「T-FACE」の9階にあるインド料理店です。
f:id:dq_master_intea:20230131192405j:image今回は週替わりランチを注文しました。この週はマトンマサラ、選べるナンは初めて食べるハニーナンにしました。
f:id:dq_master_intea:20230130125120j:image初めて食べるハニーナン。存在感があります。サラダとスープは食べ放題です。「食べ放題」と聞くと、スイッチが入るのは私だけではないはず。サラダとスープは何回もおかわりしました。

カレーはとても美味しく、マトンも柔らか過ぎず硬過ぎず、程よい食感でした。

ただ個人的に、ハニーナンとカレーの相性が良くないように感じました。あくまでも相性、ハニーナン自体はとても美味しい。今後はハニーナンは単品で食べることにします。

2. MADINA (11/3 15:41)

f:id:dq_master_intea:20230130125108j:imageホテルから徒歩5分くらいにある店で、ホテル暮らし開始当初から気になっていた店です。
f:id:dq_master_intea:20230130125123j:imageこの日はマサラランチを注文しました。選べるカレーはチキンカレーにしました。
f:id:dq_master_intea:20230130125114j:imageお得感のあるランチです。普段ならボリューム的に問題はないのですが、先の「スバカマナ」でサラダとスープをしこたまおかわりしてきたばかり。「食べきれるのか」ほんの少しだけ心配がよぎりました。でもその心配は徒労に終わります。美味しい。まさにインドカレーど真ん中の味。難なく食べ切ることができました。

 

カレー店を探す中で「リトルクックー」というスパイスカレー店を見つけ、第1候補だったのですが、10月末から臨時休業とのこと。

残念!

そんな私の周囲には、私と同じく残念がる何組かの人たち。有名店なんですね。いつか行ってみたいです。

 

では。

「PTAオヤジ」ブログ【長坂尚登市議 令和4年9月定例会 会議録】

どうも。PTAを語り出すと止まらなくなります。すずきちです。

f:id:dq_master_intea:20230126125823j:image(イラストはイメージです。前回が男性だったので今回は女性です。長坂市議は男性です)

今回は長坂市議の会議録です。

ブログでの掲載について、長坂市議からは了承をいただいております。

今回は、PTAに関する内容だけを取り上げさせていただきました。また私が個人的に大切だと思うところは、赤太字表記としています。

 

「以下会議録より抜粋」

◆長坂尚登議員 豊橋だいすき会の長坂尚登です。これより質問を行います。

 

PTAと学校・教職員との適切な関係について

 まず、この質問の大前提として、PTAは行政や教育委員会に属さない任意の団体であり、それに対し、公立学校は税金で賄われる公的機関、教職員は公務員であります。そのため、学校には校務の範囲があり、教職員には職務専念義務が適用されます。ところが、市内のあるPTAの会則で、このようなことが定められています。会費の徴収は校長が行う。口座印は校長の私印、校長は年度ごとに予算案を作成などです。一事が万事とは言いませんが、このような実態が1件1校だけとも思い難いです。このPTAについては、本来公費で賄うべきと思われる時間割ソフトがPTA会費で購入されている記録もあります。

 また、多くのPTA会則で教職員会員にだけ転退職や結婚、出産に対する祝い金などの慶弔規定があります。教職員にとって、保護者は利害関係者とも考えられ、特別な基準で金品の提供を受けることは公務員として適切でしょうか。

 そして多くの学校がPTA会費の集金や督促、経理事務一般や各種PTA関連文書等の配布作業を無償で受ける業務委任契約を交わしています。任意団体のこれらの業務を学校が担うのは校務として適切か、また、学校が配布する各種PTA関連文書には、会員獲得のための案内もあるでしょうから、会費徴収を含め、このような業務を学校が担うことが、保護者にとってあくまで任意であるPTA加入の強制感につながっているとも思われます。

 そこで、(1)個人情報の取り扱いについて

 ア、学校が保持、または、教職員が職務上知り得た個人情報をPTAに提供する際、事前に個人情報の当事者に記録が残る方法で同意を得ているか、について

 (2)教職員のPTA加入の任意性の確保について

 ア、学校長をはじめ他の教職員からの加入の推奨や本人への意思確認のない加入、非加入による不利益、及び、学校による管理などなく、任意性が確保されているか、について

 (3)校務・職務とPTA活動との区別について

 ア、教職員が職務時間内に資料作成や会員獲得活動、会議への出席などPTA活動を行うことの適切さについて

 イ、校長名等で児童生徒や児童生徒を通じ保護者に対し、会員獲得を含めPTA活動に関する案内を出す適切さについて

 ウ、学校がPTA活動の一部を受託し、教職員がその業務を担う適切さについて

 エ、職務命令として教職員がPTA活動することの適切さについて

 オ、教職員が職務上知り得た情報(個人情報含む)をPTA活動で使用していないか、について

 (4)教職員会員が、PTAの慶弔規定等に定められた保護者会員とは異なる基準の金品を、受け取る適切さについて

 (5)PTA会計の独立性の確保について

 ア、教職員がPTAの予算案を作成することの適切さについて

 イ、学校教育法や地方財政法を踏まえ、PTAから不適切な寄附・寄贈を得ていないか、について

 ウ、PTAの通帳が教職員名義で作成されていないか、についてお聞きします。


◎山西正泰教育長 大きい2番の(1)のア、学校が保持、または、教職員が職務上知り得た個人情報をPTAに提供する際、事前に個人情報の当事者に記録が残る方法で同意を得ているか、についてでございます。

 入会される保護者の方からの同意を確認した上で、学校が保有する個人情報をPTAに提供している学校が多いと認識しております。その場合は記録が残る方法での同意は得ていないことになります。

 続きまして(2)のア、学校長をはじめ他の教職員からの加入の推奨や本人への意思確認のない加入、非加入による不利益、及び、学校による管理などなく、任意性が確保されているか、についてでございます。

 教職員がPTAに加入することは任意であり、非加入であっても不利益を被ることはございません。加えまして、学校が加入、非加入について管理しているようなことはございません。

 続きまして(3)のア、教職員が職務時間内に資料作成や会員獲得活動、会議への出席などPTA活動を行うことの適切さについてでございます。

 勤務時間内に教職員としての公務を行わず、PTA活動の事務を行うことは適切ではないと考えます。会議への出席につきましては、PTAなど各種団体との連絡調整などの渉外に関する面等は文部科学省において、教職員の校務の範囲として位置づけられているため、それらに関することで勤務時間内に出席することは問題ないことと捉えております。

 続きまして(3)のイ、校長名等で児童生徒や児童生徒を通じ保護者に対し、会員獲得を含めPTA活動に関する案内を出す適切さについてでございます。

 各PTAの団体におきまして、校長が顧問などの役員に就いている場合が多いと認識しておりますので、PTA活動に関する案内を会長との連名で出すことは、その活動が学校との連携の下で計画されていると伝えることもあり、不適切ではないと考えます。

 しかし、会員獲得のための案内を出すこと等につきましては、校長名で出すことは誤解を与える可能性がありますので、慎重に判断する必要があると考えております。

 続きまして(3)のウ、学校がPTA活動の一部を受託し、教職員がその業務を担う適切さについてでございます。

 学校が各学校のPTAと業務委託契約を交わすことは、役割の範囲を明確にするという視点もありますが、校務の範囲を超えた業務でないかについては、慎重に見定めていく必要があると考えます。

 続きまして(3)のエ、職務命令として教職員がPTA活動することの適切さについてでございます。

 PTA活動に対し、校長が職務命令を出し、教職員をその業務に従事させることはできません。したがいまして、そのようなことがもしあった場合には不適切であると考えます。

 続きまして(3)のオ、教職員が職務上知り得た情報(個人情報を含む)をPTA活動で使用していないか、についてでございます。

 実際にPTA活動において、情報を使用することはございます。そのため学校ではPTAと連名にて、会員に対し個人情報活用の確認をし、会員の同意の下で必要な情報の取扱いができるよう対応を進めているところであります。

 続きまして(4)教職員会員が、PTAの慶弔規定等に定められた保護者会員とは異なる基準の金品を、受け取る適切さについてでございます。

 金銭や物品の授受につきましては、各学校のPTAで定められた慶弔規定によるものであれば、社会通念上相当と認められるものであると考えております。しかしながら、長坂議員御指摘のとおり、保護者会員とは異なる基準であることの妥当性については、適切に判断していく必要があると考えます。

 続きまして(5)のア、教職員がPTAの予算案を作成することの適切さについてでございます。

 PTAの予算案を作成する業務は、PTA会長が中心となり、PTA役員で担うことが適切であると考えております。

 続きまして(5)のイ、学校教育法や地方財政法を踏まえ、PTAから不適切な寄附・寄贈を得ていないか、についてでございます。

 PTAからの寄附・寄贈につきまして、令和3年度のものを確認しましたところ、図書、教材・教具、感染症対策の物品、ICT等の補助教材等、児童生徒の教育に関するものが購入されており、不適切と言えるものはございませんでした。

 また、寄附・寄贈の支出は、会費以外の特別会計等から行われておりますので、こちらも不適切ではないと認識しております。

 続きまして(5)のウ、PTAの通帳が教職員名義で作成されていないか、についてでございます。

 PTAの通帳は、PTA役員名で作成することが一般的であると認識しておりますが、誰の名義で通帳を作成するかの判断は各学校のPTAが決定することであります。しかしながら、慣例として学校の役職者が名義人になるというような事例が見られるなど、対応が様々であることを認識しておりますので、今後整理も必要であると考えております。

 以上であります。


◆長坂尚登議員 いただいた御答弁でPTA活動に関して公務員たる教職員にとって校務・職務として適切、または不適切の線引きというのが、おおよそ見えてきたのではないかと思われます。PTAは任意団体のため、法令の範囲でどのような規約を定めたり、あるいは活動されてもよろしいと思われますが、学校からすれば、先ほど御答弁があった教育委員会などの行政機関やPTA、社会教育団体など各種団体との連絡調整などの渉外に関する面を超えるものについては校務・職務としての対応は困難だと思われます。

 豊橋市が事務局を担う自治連合会では、自治会活動を行うための教本として自治会活動の手引きを作成されております。PTAが学校に対し校務・職務として対応できないことを依頼、要請、お願いなどをすることがないように、このあたりの線引きが双方にとって分かりやすくするためにも、PTA活動の手引のようなものを作成されるのがよろしいと思われますが、御認識をお聞きします。

◎種井直樹教育部長 市としましては適切な学校運営となりますよう、手引など文書化について、まずは豊橋市小中学校PTA連絡協議会と一緒に考えてまいります。

 以上でございます。

◆長坂尚登議員 お答えいただきました。

 PTA連絡協議会でなくとも、ほかの自治体では教育委員会が主体となって、手引やガイドブックと称する文書を作成している例もあることをお伝えします。現在、学校が行っているPTAの業務のうち、特にPTA会費の集金や督促の代行は、学校にとって明らかに連絡調整などの渉外に関する面ではないと思われます。会費のやり取りというのは、本来団体と会員の2者間にとどまるものです。学校や教職員が督促までするというのはおかしくないでしょうか。

 これらは、会員あるいは児童生徒保護者の個人情報なくしてできず、公的な学校の仕組みに校務と関係なく、特定の任意団体が相乗りすることを認めてしまっている状態だと思われます。今後PTAは学校に会費徴収を頼まず、学校はもし依頼があっても断るという互いの共通理解が必要と思われます。御認識をお聞きします。

◎山西正泰教育長 PTAに対しましては、まずは豊橋市小中学校PTA連絡協議会に会費徴収の現状課題について伝え、市も一緒になって考えてまいります。

 また、学校側においてもPTA業務と本来の校務の範囲についてしっかりと整理をし、PTAに伝える必要があると認識しております。

 以上であります。

◆長坂尚登議員 お答えいただきました。

 PTAと学校教職員との適切な関係に資するようしっかりと整理され、共通理解の形成に努められてください。

 

以上です。

 

「入会される保護者の方からの同意を確認した上で、学校が保有する個人情報をPTAに提供している学校が多いと認識しております。その場合は記録が残る方法での同意は得ていないことになります。」

この回答には驚きました。おそらく「PTA活動に個人情報を使用いたしますのでご了承ください」と展開し「問い合わせがない」=「同意」と解釈しているものと思われます。

 

今回の質問で「教職員のPTA加入の任意性」に言及されていました。次はぜひ「保護者のPTA加入の任意性」についても質問を投げかけ、教育部・市教委からの回答を引き出していただきたいと思います。

 

今回、2人の市議のPTAに関する質問を会議録から取り上げてさせていただきました。少しずつではありますが、PTAも変わりつつあるように感じます。この「波」が一過性ではなく、絶えず打ち寄せ続ける波であってほしいと思います。

 

では。

 

 

「PTAオヤジ」ブログ【本多洋之市議 令和4年9月定例会 会議録】

どうも。現役PTAを卒業しても、まだPTAのことを考えている変態、すずきちです。

f:id:dq_master_intea:20230126080049p:image(イラストはイメージです)

今回と次回は、令和4年9月豊橋市議会定例会にてPTAについて質問された2人の市議

・本多洋之市議

・長坂尚登市議

の会議録を質問順に紹介させていただきます。

今回は本多市議の会議録です。

ブログでの掲載について、本多市議からは了承をいただいております。

今回は、PTA・こども会に関する内容だけを取り上げさせていただきました。また私が個人的に大切だと思うところは、赤太字表記としています。

 

「以下会議録より抜粋」

◆本多洋之議員 自由民主党豊橋市議団、本多洋之です。

 通告に従いまして、一問一答方式で一般質問を行います。

 今回は大きく1点、本市における青少年健全育成の取り組みについて伺っていきます。

 先日、令和3年度家庭教育を支援するための施策の実施状況報告書が教育委員会より公表されました。内容を見ていきますと、本市においては青少年健全育成に関する様々な施策があり、団体活動への支援が行われていることが確認できます。

 このような中、PTA活動については、京都や東京において活動の見直しを図る動きが大きなニュースとなりました。
 7月9日付の朝日新聞デジタルの記事によると、東京都小学校PTA協議会(都小P)は9日、「日本PTA全国協議会」(日P)から来年3月に退会することを正式に決めた。会員から集めた会費の半分を納めるメリットが乏しく、日Pに会員の意見を集約する仕組みがないためとしているというように載っております。

 PTAの目的は、子どもの健やかな成長を図ることにあります。昭和42年の国の社会教育審議会報告「父母と先生の会のあり方について」では、PTAの目的を、児童生徒の健全な成長をはかることを目的とし、親と教師とが協力して、学校および家庭における教育に関し、理解を深め、その教育の振興につとめ、さらに、児童生徒の校外における生活の指導、地域における教育環境の改善、充実をはかるための会員相互の学習その他必要な活動を行う団体であるというように述べられております。京都や東京の例は上部組織とのつながりを疑問視するものであり、活動の方向性の違い、会費負担等連携の在り方が課題のようであります。

 また、子ども会においても上部組織とのつながり、課題は同様であると認識しております。本市では豊橋市子ども会連絡協議会、市子連が町内・校区の各単位の子ども会をサポートしているというようになっておりますが、現状では市内52小学校校区がある中で市子連に加入している校区は16校区しかありません。

愛知県子ども会連絡協議会によると、子ども会は、地域を基盤とした異年齢の集団による、“遊び”を中心とした様々な“豊かな体験”活動を通して、子どもたちの健やかな成長発達を促すとともに、「子どもの夢」と「生きる力」を育む活動集団ですというようにあります。この活動自体には賛成いたしますが、PTA同様、上部組織に対する問題を抱えていると認識しております。

 また、団体活動への支援のほか、健全育成に係る取組に目を向けますと、部局を超えて多くの事業が進められています。とりわけ不登校やひきこもりなどへの対応や対策が社会全体において大きな課題となる中、児童生徒を対象とした健全育成事業の役割は、今後ますます重要になってくるのではないかというように感じております。

 そこで、それらの点を踏まえて大きな1、本市における青少年健全育成の取り組みについて

 (1)小中学校PTA活動の現状と課題について

 (2)子ども会活動の現状と課題について

 以上、1回目としてお伺いいたします。


◎種井直樹教育部長 それでは、1の(1)小中学校PTA活動の現状と課題についてでございます。

 市は豊橋市小中学校PTA連絡協議会の事務局としまして、関係組織との連絡調整、研修会の開催や広報誌の発行などを行い、様々なサポートを通じまして、これまで活動の推進が図れてきたものと認識しております。

 しかしながら、一方で京都や東京で見受けられた動きのように、PTA活動の在り方には様々な考え方が生じてきていることも認識しております。現時点におきまして、豊橋市小中学校PTA連絡協議会にて体制見直しの声はありませんが、市としましては引き続き関係組織との相互連携及び協調を支援し、PTA活動の発展を目指しながら児童生徒の健全育成に努めてまいりたいと考えております。

 豊橋市子ども会連絡協議会活動は、子どもたちの健全育成はもとより、地域活動の活性化におきましても大きな役割を果たしてきたものと認識しております。

 しかしながら、現在、豊橋市子ども会連絡協議会に加盟する校区は、議員がおっしゃられたように16校区まで減少してきており、広く児童生徒を対象とした事業とは言えず、結果としまして加盟する限られた校区のみを対象に活動している現状につきましては、課題であると認識をしております。

 このような中、豊橋市子ども会連絡協議会からは、上部組織とのつながりは維持しながらも、現行の加盟方式は廃止をし、全校区、全児童生徒を対象としました活動体制へ見直しを図る方向性であると伺っております。

 市としましては、引き続き豊橋市の子ども会全体の活動を見守り、活動をサポートしていきたいと考えております。以上でございます。


◆本多洋之議員 一通りのお答えをいただきましたので、ここからは一問一答で続けていきたいと思います。

 まず(1)小中学校PTA活動の現状と課題についてでありますが、お答えではPTA活動において様々な考えが生まれていることは認識しているものの、現時点では体制の見直し等は考えていないと、そういったお答えであったかと思います。

 PTA組織は、日本PTA全国協議会をトップに愛知県小中学校PTA連絡協議会、三河小中学校PTA連絡協議会、豊橋市小中学校PTA連絡協議会、その土台には各小中学校の74の単位PTAというものが存在しております。京都や東京の例というものは上部組織とのつながりを疑問視するものであり、活動の方向性の違い、会費負担等連携の在り方が課題のようであります。本市でも児童1人当たり日本PTA全国協議会へ10円、愛知県小中学校PTA連絡協議会へ31円、三河小中学校PTA連絡協議会へ2円、保護者が負担をしております。さらに豊橋市小中学校PTA連絡協議会では、単位PTAから会費を集め、会費の一部を上部組織への加盟費用として支出しており、令和4年度は日本PTA全国協議会へ約30万円、愛知県小中学校PTA連絡協議会へ約94万円、三河小中学校PTA連絡協議会へ6万円というようになっております。

 そこで2回目として、上部組織とのつながりについて、豊橋市小中学校PTA連絡協議会の活動とその認識についてお伺いいたします。


◎種井直樹教育部長 上部組織に加盟することによりまして、全国研究大会やブロック研究大会など各種研究会や講習会、講演会への参加が可能となるだけでなく、他都市との交流から事例研究、情報交換なども行われているところです。

 市としましては、豊橋市小中学校PTA連絡協議会としての役割はしっかり果たされているものと認識しております。以上でございます。


◆本多洋之議員 しっかり役割を果たされているとの認識でありましたが、いわゆる上部組織への上納金に対する効果の検証はほとんどなく、本当につながりが必要なのかしっかり考えるべきときに来ているのではないでしょうか。研修や講演会に参加するということが、むしろ負担になっているとの話も聞きます。京都、東京のニュースを見て、上部組織から脱退をすべきと思う人もいるはずです。

 PTAの活動は、学校と保護者にとっては、とても重要なものだというように認識しております。先ほどの鈴木 博議員への教育長の答弁にも、PTAの活動として交通安全の立ち番等があるというように述べられていましたし、重要なことは認識しております。ただ、上部組織とのつながりが本当に必要なのかは疑問に思うところであります。

 PTA不要論という本の著書であるノンフィクション作家の黒川祥子さんは、本において、PTAは各学校単位から国への縦のつながりが非常に強い。しかし、子どもの健全な育ちのために保護者組織が必要であるならば、国につながっている必要はない。あくまで子どもファーストで、子どもの目線に立った、学校独自の保護者と教員の会でいいのではないだろうかというように述べられております。仮につながりを維持するということであれば、日本PTA全国協議会、愛知県小中学校PTA連絡協議会の研究会や講演会へ参加するだけでなく、声をしっかり届け、単位PTAの活動のほうへしっかりフィードバックできるよう、もっと真剣に取り組むべきだというように考えます。

 それらの点を踏まえ、豊橋市小中学校PTA連絡協議会事務局の立場から、今後の進め方についてお伺いします。


◎種井直樹教育部長 会費はPTA新聞の発行や総会、PTA代表者研修会、明るい家庭づくり推進大会の開催費などに充てられます。事業目的を遂行するための必要な費用として支出されております。以上でございます。

 

◆本多洋之議員 お答えをいただきまして、会費は事業目的を遂行するための必要な費用として支出されていますというお答えであったかというように思います。

 この点については、ここの認識を少し改める必要があるのではないかと指摘させていただきます。この46円という会費は、平成13年から今の46円という金額になり、それ以来一度も変わっていないということを確認しております。これでは本当に必要な経費として支出されているのかという検証が十分に行われているとは言い難いのではないかというように思います。先ほど述べさせていただいた上部組織についても、この会費にしても基本的には慣例というか、今までそうやってきたから、なるべく変えたくないというバイアスが働いているのではないかというように指摘させていただきます。

 先ほどから述べさせていただいているとおり、PTAは学校ごとの組織であって、この場で単位PTAそれぞれの会費について市に意見を求めることはできませんが、少し述べさせていただきますと、各校区のPTA会費を調べると、児童1人当たりの年会費というものは、低いところで1,800円、高いところでは4,800円と校区のPTA間で大きく異なるようです。保護者負担を少しでも減らす努力が必要ではないかという指摘をさせていただきます。

 市が事務局を務める市PTA連絡協議会が、率先して費用負担について積極的に改善に取り組み、単位PTAに向けて見本となるような姿勢を示すべきだというように思います。適正な事業の実施、会費の執行に努め、保護者負担が1円でも少なくなるよう努力し、会費全体の見直しが図られ、少しでも保護者負担が低減されることを強く期待したいと思います。

 何度も述べているように、各学校の単位PTAの活動自体は必要であり、多くの保護者の期待がある。この一方で、PTAに対しての議論が起こる要因には、加盟組織への金銭や研修、役員等の負担の大きさがあるというように考えられます。これらの課題をしっかりと認識し、PTA本来の趣旨である家庭・学校・地域の連携を深め、子どもたちに健全育成と福祉の増進を図っていく、こういう組織になるために、市として様々な検討、対応をしていただくことを強く期待いたします。

 

以上です。

 

本多市議には2021年7月にPTAについて話を聞いていただきました。

 

2022年5月、PTA会長として最後のPTA総会の退任のあいさつ際、

「PTA適正化の波は5年後か10年後か、はたまた来年にもやってくるかもしれません」

と半ば捨て台詞のように言いましたが、まさかその年の内に動きがあるとは思ってもみませんでした。

せっかく起きたこの「波」。この波がより大きくそして継続的に起きること、起こすことが重要だと思っています。

では。

「カレーオヤジ」ブログ「高松・岡山カレー食べ歩き」

どうも。相変わらずちっとも更新されないブログを細々やっております。すずきちです。

 

以前、香川県で仕事をした時、帰りの道中にカレーを食べてきました。その店を2店紹介します。

 

1.スパイスカレー ときどき (9/9 12:00)

f:id:dq_master_intea:20230109162948j:image高松駅周辺にある、夜はBARで昼はカレー店の間借りカレーの店です。週2日ほどの営業で、その名の通り「ときどき」営業しているカレー店のようです。
f:id:dq_master_intea:20230109162954j:imageメニューを撮り忘れていました。後日インスタで検索したところ、「帰ってきたシンバターチキンカレー」であることが分かりました。辛さは控えめ、ライスの周りにカレー風味のマッシュポテト、エビせん、白菜の漬け物。
スパイスは辛さより風味・香り重視で飽きがこない感じ。カレーを作っているのは見た感じ20代の女性。気さくな方でいろいろお話しできました。店・店主の雰囲気もよく、とても美味しくいただきました。

2.ALARA CURRY(kinnamomon (9/9 17:32))

f:id:dq_master_intea:20230109174046j:imageこの店は岡山駅から徒歩数分の店で、夜は多国籍居酒屋、昼はカレー店です。入店が17:00以降だったので「kinnamomon」として営業していたんだと思います。f:id:dq_master_intea:20230109162951j:imageこちらもメニューを撮り忘れてしまいました。カレーは「ポーク」「ビーフ」「あいがけ」の3種類。ここは当然「あいがけ」。夜の営業なのでワンドリンクが必須とのことで、ビールを注文。

コク深めでサラサラのビーフカレー(手前)と、スパイシーでドライカレー風のポークカレー(ライスの上)。フライドオニオンが良いアクセントに。間に挟むビールの苦みが、スパイスの風味を引き立てます。改めて、ビールとカレーの相性の良さを認識しました。

 

実はこの日、高松駅から瀬戸大橋を渡って帰る予定が、瀬戸大橋付近での火災のため、乗る予定だった電車は急遽運休、そのまま1時間ほど足止めを食らいました。できれば高松、岡山、大阪と巡りたかったのですが、この足止めの影響で大阪は断念することになりました。

その後も仕事の合間にちょくちょくカレーを食べています。追ってご報告させていただきたいと思います。

では。

 

「うどんオヤジ」ブログ【香川県うどん旅】

どうも。淡路島・香川県徳島県は初上陸、すずきちです。

 

7/18〜7/23と9/6〜9/9の間、仕事で香川県に滞在しました。

香川県と言えばやはり「うどん」。一緒に仕事をした方曰く

「基本、昼食は毎日うどんだよ」

とのこと。

「望むところです」

と回答しました。

仕事は、県内を移動しながら終日外で行います。なので「狙った店に入る」のではなく「昼食のタイミングで目に入ったうどん店に入る」形になります。

移動日を除く7月の4日間と9月の2日間、昼食で食べたうどんを紹介しようと思います。ただ、仕事の流れということもあり、店舗の外観は撮れなかったので、Googleマップから引っ張ってきました。

◯7/19(火)「讃岐うどん めん船」

f:id:dq_master_intea:20220913143155j:imageコンビニの居抜きという印象の店。画像を得るついでに過去の写真を見たら案の定、2014時点では「サンクス」でした。2022年5月の最新の写真でも違う店だったので、私達が寄った時点では、まだ開店2ヶ月以内の新しい店です。

・牛すじぶっかけ大+いか天f:id:dq_master_intea:20220909051634j:image香川県での初めてのうどん。美味しい。「香川県のうどんは総じて美味しいはず」という先入観を差し引いても美味しい。レモンが添えられいることに少々驚き。でもぶっかけにレモンはありだな、と思いました。

◯7/20(水)「こがね製麺所 高瀬店」

f:id:dq_master_intea:20220913143656j:imageチェーン展開されている店で、有名店だそうです。

・温玉ぶっかけ大+カレーとり天

f:id:dq_master_intea:20220909051728j:imageこの日は温玉。大を注文したら、昨日に比べ何か多い印象。

「すずきちくん、大にしたんだ。すごいね」

昨日店の大は2玉、この店の大は3玉だとその時知らされました。店によって違うんだ。気をつけなければ。美味しさを噛みしめ、時計を気にしながらうどんをかきこみました。

◯7/21(木)「讃岐うどん 海侍 其の弐」

f:id:dq_master_intea:20220913144053j:imageすぐ近くにラーメン屋さんがあり、そちらにしようかとの提案もありましたが、ここはやっぱりうどんでしょう、ということで入店。

・おろしぶっかけ+えびかき揚

f:id:dq_master_intea:20220909051749j:imageこの店にはカレーぶっかけが!喜び勇んで頼んだら

「すみません、品切れです」

残念…そこでこれまで食べてないおろしぶっかけにしました。これはさっぱり!夏の暑さにちょうどいい。レモンの相性も抜群でした。

また「ご自由にお待ちください」と書かれた、袋に入った打ちたてのうどん。無料?衝撃でした。

 

◯7/22(金)「讃岐うどん ひめはま」

f:id:dq_master_intea:20220913154351j:image前日にこの付近を仕事で通り認識していた店で、この日たまたまこの付近で昼休みのタイミングとなり寄ることになりました。

・温玉ぶっかけ大+野菜かき揚

f:id:dq_master_intea:20220909051810j:imageうどんも文句なく美味しいんですが、野菜かき揚げが大きいし抜群に美味しい!一気に完食しました。

 

ここからは先週の話題です。

◯9/7(水)「うどん茶屋 さいた」

f:id:dq_master_intea:20220913151715j:image「道の駅たからだの里・さいた」の敷地内にあるうどん店。食券で注文する形でした。

ぶっかけうどん大+ちくわ天、ナス天

f:id:dq_master_intea:20220910114439j:image道の駅の中の店舗ということもあり、あまり味に期待はしていなかったんですが、これまで食べてきた店と遜色なく美味しい。侮っていた自分を戒めながらうどんをすすりました。

◯9/8(木)「さぬきや」

f:id:dq_master_intea:20220913151739j:image仕事中、大きな看板が目に入り、気になった店です。タイトルは【香川県うどん旅】ですが、この店は徳島県です。観光客が立ち寄る店のようで、店内はかなり広く、土産物エリアも充実していました。店頭の顔出しパネルもいい雰囲気を醸し出しています。

・肉ぶっかけうどん

f:id:dq_master_intea:20220910114709j:imageうどん店では珍しくセルフではなく、席に座り注文し運ばれてくる形。写真の左に微かに写っていますが、おろしとつゆは最初は別容器で運ばれてきて、自分でかけました。そこはセルフ。これも美味しい。牛肉の味付けが濃いめで好みでした。

・瀬戸内讃岐工房(株)財田支社

f:id:dq_master_intea:20220913155148j:image本線から少し外れた川沿いにあるうどん製造工房。うどんの直販をしていてお勧めとのことで寄ることに。
f:id:dq_master_intea:20220913155145j:image直販ならではの値段かと思いきや、さほど安さは感じられず。店の方曰く

「その値段は対外的な建前です。」

とのこと。その後値段を聞き驚愕!詳細はあえて触れませんが、10束買っても1,000円にならないくらいの値段です。

f:id:dq_master_intea:20220913170920j:image自宅及び知人へのお土産用に10束買いました(翌日追加で5束買いました)。

左がその激安うどん。右はカレー好きなら買わずにはいられないカレーうどん。まだ食べていませんが、近いうちに食べたいと思います。

 

7月の4日間、9月の2日間。正にうどん漬けの毎日でした。うどんを語れるほどうどんを「知っている」訳ではないのですが、それぞれの店にそれぞれの個性とこだわりを感じられる店・うどんばかりでした。

今の仕事に携わるようになって1年。今後も西日本を中心に短期・長期の滞在が増えることと思います。その時はその土地ならではの食べ物を満喫してきたいと思います。

もちろん、最低限仕事は高水準でこなすことが条件となります。

では。

「PTAオヤジ」ブログ【PTA替え歌「崩壊人権」】

どうも。「PTAオヤジ」としてのブログは最後かも、とか言っておきながら、また「PTAオヤジ」でブログ更新、すずきちです。

f:id:dq_master_intea:20230126122750j:image

崩壊人権

 

1.役員決めを仕切る

俺たちゃ勘違い役員なのさ

とても外部に見せられぬ

重い空気になるからだ

「早く家に帰りたい!」

役の強制 吹き飛ばせ!

「免除!」「配慮!」「ゼロ!」

崩壊人権


2.いつも涙を流す

気が付きゃPTA会員さ

自動入会 いつの間に

昼の会議に 萎えている

「早く非会員になりたい!」

要らぬ行事を 吹き飛ばせ!

「単P!」「非会員!」「ゼロ!」

要改案件


3.コロナ禍でも集まる

俺たちゃ県市P連なのさ

全国各地 集まって

会費でホテル 宿泊だ

「早くP連を抜けたい!」

旅行気分を 吹き飛ばせ!

「動員!」「大会!」「出ろ!」

老獪人選


4.闇に隠れて支出

俺たちゃ会計担当なのさ

会長の印 預かって

いつの間にやら 決済だ

「謎の支出をやめたい!」

暗い規約(さだめ)を 吹き飛ばせ!

「公費!」「倫理!」「ゼロ!」

総会真剣

 

 

【オープニングの口上】

それ(PTA)が入退会自由なのは誰も知らない
古い 改善のない世界で
「子どものため」がもろもろ増えていき
たくさんの「すること」が生まれた
それらは本来強制ではない
また必須でもない

だが その見えにくい予算の中には
公費で賄うものが隠されているのだ
その団体 それは適正化されなかった「強制PTA」である