どうも。趣味PTA、特技PTA、10年以上の役員経験とスパイスの知識が武器、すずきちです。
先日行われた卒業式、昼間部の卒業式の後に、校長・教頭と、写真のような改善案を引っさげてPTAの改善について話をする時間が取れました。
書いてある内容は特段厳しいものでもなく、PTAが PTAたる最低限の項目ばかり。何なら少しばかり学校へ寄り添った内容です。
校長・教頭にお渡しし、書いてある項目の詳細を説明しました。入退会届、個人情報について説明しているところで、校長が
「あんた、結局個人情報管理に言いがかりをつけて入退会届を用意させ、PTAを任意加入にしたいだけなんだろ!あんたPTAをぶっ壊したいのか!」
と恫喝してきました。私は怖くなりました。恫喝にではありません。PTAに対する認識が余りに低いことに。さらに続きます。
「個人情報・個人情報って、じゃあ何か。式辞にあんたの名前を出したのも、卒業証書に生徒の名前を書くのもダメなのか!」
私は何も言い返せませんでした。反論の余地がなかったのではありません。学校・PTAに於ける個人情報保護についての認識も極めて低いことへの驚きで。校長の急変に、教頭も少しばかり上からになります。
「すずきちさんね、熱心なのは分かるけど、これは余りにも非現実的です。これは無茶です」
『無理が通れば道理がひっこむ』
ある意味PTAあるあるですね。
私は鎖骨に次いで何かが折れるのを感じました。
「この人達には何を言っても無駄だ」
と悟ってしまいました。
ただ1点、
「会長の認可なしにPTA会計から支出しているのは問題だな。都度認可を取らないと」
校長のこの一言で、かろうじて真っ白な灰へと燃え尽きるのを免れました。
この数時間後、夜間部の卒業式でした。そこへ臨むためのメンタルの回復が容易ではなかったことを付け加えます。
そしてその時
「入学式の祝辞は、副会長さんから『やらせてほしい』との申し出があったので、会長は結構です。」
と校長。祝辞の修正について噛みついたから排除された?後日副会長さんに聞いてみたら
「私から自主的に申し出ましたよ」
とのこと。私は未だに半信半疑です。
あと2ヶ月弱でPTA卒業。
やり残したことはたくさんあります。12年のPTA生活。総括すれば「楽しかった」の一言に尽きます。
校長は
「PTA OBとして遊びに来てください」
と言ってくれました。私はその社交辞令を真に受けて頻繁に顔を出してやろうと思っています。あと総会。思いの丈の全てをぶちまけて任期を終えようと思います。
今回のブログは、Twitterで呟いた内容をまとめたものです。Twitterでは大変な反響をいただきました。
入退会届を整備し、任意加入を実現させたPTA(主に小学校)が全国的に増え始めています。とはいえ任意性を説明せず、しれっと入会させるPTAが圧倒的多数なのも事実です。教委・学校・保護者が三位一体となれば、任意加入はあっさり実現します。でもこの三位が一体となることが極めて難しい…
数年後、豊橋市市内の学校でもPTA任意加入が実現することを切に願い、私もその一助となれればと思います。
では。